どうも!パ〜ヤンです。
人それぞれによってモノや人に対する見方は当然違います。
特に海外なんかに行くと
「価値観が変わった」
「常識が変わった」
なんて言葉をちらほら聞きます。
ボクも初めての海外で「変わった〜!」と思った瞬間がありました。
それは意外にも台湾でシャワーを浴びていた時です。
目次
旅先「台湾」での2日目の夜
バックパッカーとして台湾に来ていた2日目の夜のことです。
バックパッカーの旅人としてきていたので泊まる宿も現地で見つけます。
なんとか宿は2日目の朝に1日目に寝泊まりしたマンガ喫茶の近くのゲストハウスを抑えることができましたが、その夜の出来事です。

夜市で台湾屋台を楽しんだ友人とゲストハウスに戻り汗をかいたので部屋でシャワーを浴びようとした時。
水しかでないシャワーに驚愕した
シャワーで汗を流そうとした瞬間「冷たっ!!」となったわけです。
お湯の方にひねっても永遠と水しかでてこない。
さいわい台湾の気候は日本に比べ暑いのでその日は水シャワーでことなきをえました。
それでもやっぱり汗はお湯で流したい。

「日本人の風呂魂をなめるな!」
そんな高まるシャワー欲を抑え眠りにつきました。
3日目「シャワーが水しかでないんですけど・・」と伝えたら
「1日寝ればお湯が出るんじゃないか??」
変な自信から目覚めた3日目の朝。
朝シャワー派のボクは再びお湯のマークをひねりシャワーを出しました。
やはり水です。しかも日本より少し汚めの水です。
さすがに暖かいシャワーを浴びたい。
そう思っていたボクはゲストハウスのオーナーにすぐに聞きに行きました。
「すいません!昨日の夜からシャワーが水しかでなくて・・」
「あ〜。そうなんだ〜。」
「え??その後は???」
日常会話のように流されてしまいました。
もう一度シャワーについて尋ねます。
「あの〜。シャワー壊れててお湯を出して欲しいんですけど〜??」
「水しかでないんだよね??じゃあ壊れてるね(笑)」
「そうなんですよね〜(笑) 治してもらうとかってそういうのは〜??」
「あ〜。壊れてるならダメだね!ボクは配管とかわかんないからさ!(笑)」
この時に残りの滞在期間全てを水シャワーと過ごすことが確定したんです。
お湯が出るシャワーを当たり前と思っていた
この時のボクは台湾が人生初めての海外でした。
日本でも以前同じようなことがありました。
この時は
「申し訳ありませんでした。すぐに別の部屋のご準備をいたします。」
といった対応です。
今回泊まったのがゲストハウスだということに限らず日本のサービスなら部屋を取り替えてくれるor修理・何らかの対応を行うはずです。
しかし、それが台湾では当たり前じゃなかった。
台湾を悪いという気持ちはこれっぽっちもありません。
人も素晴らし。食事も素晴らしい。
この時にボクがいかに日本での当たり前の生活に固定概念や決めつけをしていたことに気づいたんです。
「当たり前」を「当たり前」と決めつけるのをヤメた
日本ではお湯がでるシャワーは当たり前です。
でも海外ではそれが当たり前ではありません。
国や人によって価値観だったりサービス内容も差があるのは当然です。
ただ「当たり前を決めつけること良くない」

自分では当たり前の常識・行動をこの日を境に取っ払ったんです。
「壊れてたら治してもらうのは当然」
そんなことはないんです。
壊れてるのも含めてシャワーなんです。
そこから台湾での旅での生活はいかに汗をかけるかにシフトしていきました。
汗をかくことによって水シャワーが気持ち良く浴びれる。
残りの滞在期間を水シャワーと共に過ごしました。
日本にいたら恐らく気がつかなかった。
海外にいったことで自分の価値観が変わったという人は多くいます。
もしかしたら今回このケースもそれに当てはまるのかもしれません。
それでもまさか台湾で浴びたシャワーでこんなに価値観が変わるとは。
世の中の当たり前はもしかしたらあなたの中だけでの当たり前なのかもしれません。